ウズベキスタンの生活情報

 2009年3月の情報を基にタシケントでの長期滞在に係わるトピック、アパート、通信、ショッピング等の概略情報です。

アパート探し及び住民登録 | 通信事情 | ショッピング | レストラン&カフェ

住まい探し

ホテル住まい

安ホテルを長期で契約する方法があるが、実践している人は少ない。候補としてはBek HotelやPoytaht、Malikaなどがある。1ヶ月1000ドル程度でインターネット接続付で滞在できる。長期の場合、交渉が前提である。

アパート住まい

不動産斡旋業者

いくつかあるようだが以下の業者に斡旋を依頼することになった。なぜ1社なのか理由不明。

Real Estate Agent NUR, Sabinova Kamilia
071-220-8776, 156-3137, 788-1500

その他、Apartment in Tashkent(website)

web情報

http://www.apartment.sk.uz/index.htm

住宅情報

住宅斡旋業者は1社しか紹介されていないのであまり信頼が置けない。多分あるだろうと思っていた住宅情報を最近見つけたがロシア語である。賃貸と売りと両方あるようだ。情報はアパート、戸建て、事業用に分類されている。アパートの場合、部屋の数別に地下鉄駅、部屋数、床面積、階数、賃貸料、売り値段(概ねUSD建て)、連絡先等が掲載されている。(2009年6月)

賃貸料金

外国人だとかなり吹っかけられるが、ローカルを使ってじっくり探せばワンベッドルーム月400米ドル程度から都心でアパートが借りられる。賃貸料金は、場所、アパートの構造、改装の有無で変わる。ブロックかパネルかで異なり、ブロック造のがやや高い。場所はTs1(ソ連時代のディストリクト、定義がわからないが)の場合、比較的高い。私の場合、Ts1の2ベッドルーム、ブロック造、改装済み、で月1300ドル(Zhukovsky Str.)、これは高すぎる、せいぜい800ドル程度だろうが、後の祭り。知人のアパートは外務省の裏のワンベッドルーム、月600ドルだった。アパートの賃貸料金が高いからといって必ずしも快適なアパートとは限らない。(2009年10月)

前払い金

大家は通常3-6ヶ月の前払い金を要求するが、3ヶ月の場合が多い。3ヶ月の意味は明かされないが推測するに1ヶ月分が不動産業者へ、2か月分が実質の前払いでその中から必要な家具類を購入するようである。また、部屋が完全な状況ではないことも少なくないので、その前払い金で竣工していない工事を実施するようだ。デポジットという概念はない。したがってインベントリーも存在しない。

不動産業者への手数料

1ヶ月分が不動産業者へ支払われる.。

タシケントのどこに住むか?

到着当初にアパートを探すのは至難の業である。街の状況がよくわかっていないときなので先人やウズベキスタン人から、そして僅かな自らの情報にゆだねることになる。先人の情報は他人の価値観なのでやはり自分で噛み砕く必要がある。

これまでのところ、比較的住みやすい買い物に便利で日本人が食事できるレストランやカフェが多い地区は、タシケント中心部のOybek地区、Mirabod通り地区、Kosmonavta地下鉄駅周辺、アライバザールの周辺ではないだろうか。

キーワード:Mir Supermarket、韓国食材店、韓国料理屋、イタリアンレストラン、Mirabod バザール、アライバザール

アパートの賃貸契約及びその後

契約書

英文の賃貸契約を交わす。契約書は借り手が用意したほうがよい。大家はそのような正式な文書を用意することはない。契約書には出来るだけわかりやすく必要事項を明記しておく。契約書はなかなかよく読む機会がないが、最初によく読んでおく。不動産斡旋手数料は、大家から1.0か月分の家賃が支払われるのが慣例のようだ。

前払い金

現在、3ヶ月が慣習のようだ。以前は6ヶ月だった。賃貸料金は一時より下降気味、家賃共々、大家と交渉を前提にしたほうが良い。

(2009年2月)

インベントリー(目録)

そのような認識はないように感じたが、作成しておいたほうがトラブルは避けられる。

ハウスキーピング

家賃に入っているほうが支払いに面倒がないが、入っていないケースが多いので交渉が必要。概ね1回10ドル相当である。現地通貨では二重市場のため受け取らないケースが多い。

私が借りたアパート

サジク・アジモフ通り(日本大使館がある通り)の5階建アパート3階の部屋を借りた。

【立地】

Azimova Str. (Shastri Str.)、日本大使館の通り、 Izmir Restaurantの隣、3階/5階建て(52-18)、 Byuk Ipak Yuli District、 Amir Temur駅徒歩8分、 大使館が多い地区、TATA Hotelから2ブロック、Tanhoスーパー1ブロック

【部屋】

RC+ブロック造(1966年タシケント地震後の建築)、エントランス鍵あり、外観しっかり、2LDK(82m2)、改装済み、エアコン2基、バスルーム狭いが大きめのバスタブ(しかし形状が扇形でお湯が溜め難い)、テレビは薄型へ変更済み、 両側窓(南北)、キッチン器具・食器6人分あり、キッチンはベランダを改造したもの、ADSL接続可能。

【賃貸料金】

月額USD1,500提示、 交渉後USD1,300へ値下げ、 3ヶ月分前払い、電気、通信別。前住人は日本人、相場より高いと感じていたが、かなり高いことが後から判明した(同じ建物ではUSD500から、改装の有無による)。この時にいくつかのアパートを下見して改装済みで直ぐに住める状態の部屋の中でこの部屋がもっとも低い賃貸料金だった。

滞在登録(Registration)

ホテルに宿泊すると必ず滞在登録カードが渡される。これは自動的に登録されるが、友人宅などはややこしくなり、72時間を超えて滞在する場合、当局へ届け出る必要がある。

登録は、Local Office of Visas and Registration (OVIR)で行なう。 その際、USD20相当のSUM(2009年3月現在、28000Sum)の登録料がかかる。申請するとき、USD20の両替証明書が必要となる。OVRから領収書が発行されるので保管しておく。(私はもらっていないな、どうなっているの?)

安全の手引き(在ウズベキスタン日本大使館)

米国大使館-Registration

インターネット接続と住まいの関係

地区により(電話番号により)接続可能なISPが異なる。Uzbek telecom傘下のTshTTは比較的広範囲をカバーしている。詳細は通信事情参照。

お金に関すること

銀行口座開設

送金してもらうためにUSD口座を開設しようと思ったが、往復で手数料がかかることから、クレジットカードでUSD現金を出すことにした(手数料はこちらのが安い)ので開設していない。口座開設には住民登録証が必要、手続きは1日で出来るとのこと。

クレジットカード

ホテル以外、ほとんど使えない。最近では中級ホテルでもクレジットカード払いが可能であるが、安ホテルはキャッシュのみとなる。レストランなどでクレジットカードのステッカーが張ってありあたかもクレジットカードによる支払が可能なように見えるが、支払えない場合が多くので最初に確認しておく必要がある。

両替

タシュケントでは概ね不便を感じないが、地方は不明。紙幣の最高額が1000Sum(65円相当)なので100米ドル両替すると札束になる。その他、500、200、100、50が流通している。50を見かけるのは稀だ。

ホテル

ホテルには両替所が併設されている。ドル建て料金だが制度的にはSumで支払うことによるようだ。概ね24時間オープンしているので両替に不便は感じない。これらは銀行の出先なのでレートも銀行と同じ。

銀行

銀行の窓口で両替が可能、これまで、International Business Center 1F奥の銀行でしか両替したことがない。円行時間が限られているので、ホテルの両替所が便利だ。

米国ドルキャッシュをタシケントで引き出す方法

ATM若しくはホテルの銀行窓口(両替)でクレジットカード(VISA、MASTER)を利用して現金が引き出せる。以下、引き出し条件です。現在知りえている米ドル現金が引き出せるのはインターコンチネンタルホテルの入り口左側にあるATM(右側はスム用のATM)、インターコンチネンタルホテル両替窓口(NBU)、ASAKA Bank本店入り口にあるATMである。(2009年3月)

VISAカード(National Bank of Uzbekistan)

手数料は3.5%, National Bank of Uzbekistanで取り扱っている。インターコンチネンタルホテルロビー奥の両替所でVISAカードによる米ドルの引き出しが可能。

補足:2009年内に何度かトライしたが現金がなく引き出せなかった。

Master card (Asaka Bank)

手数料1%(未確認)、Asaka Bankで取り扱っている。インターコンチネンタルホテルロビーを入って右側にあるATMでMasterカードによる米ドルの引き出しが可能である。

【更新】

2009年末までにAsaka BankのATMは撤去された。Mir Hotel横のAsaka Bankも同様。インターコンチネンタルホテル内のATMは何度かキャッシングした、その後、現金が無いことが何度かあった。

電圧

電圧は220V/50ヘルツ、接続プラグはC型。

食料品の調達

日用品

Mir Supermarket, Turkaz Supermarketで日用雑貨品、食料品が購入できる。トルコ製、中国製が多い。輸入品は高いが国内製品が少ないので選択肢が限られる。

生鮮食料品

新鮮な食料品はバザールだろう、Chorusuバザールが安いと聞くが、少量は買いにくいのでMirで買う場合が多い。

米はバザールでホレズム産が購入できる。また、韓国食材店でも米が買える。ホレズム産と韓国食材店の米を炊き比べた結果、韓国食材店の米のほうが日本米ほどではないが美味しい。しかし、冷えると硬くなる。ホレズム産(銘柄か産地で分けられていた。)はややパサパサしていた。韓国食材店ではもち米も販売している。

衣類

買いたいと思う衣類は少ないがトルコのメーカーならば比較的安心して購入が出来る。しかし、裾の直しはアライバザールへ行けといわれた。ちなみに裾直し料金は2500Sum、時間は20分ほどで出来上がった。裾はダブルにはまったく足りず、ややシングルでも足りないのではと思ったが、裏地に補強の布地を充ててしっかりした仕上げになっていた。

ベッドリネン

トルコ製の良質なのがあるが、安い中国製品が押している。TACはお気に入り。ただ、ソリッドカラーのが非常に少なく、装飾が付いたものが多い。中国製は柄が派手だし質は決してよいものではない。Turkazの専門店(駐車場の下)やアライ・バザールにTACは専門店がある。

その他

Tashkent Lakeside Golf Club

タシケントにあるゴルフ場、これが唯一と思います。18ホール、7035ヤードのコース、練習場、レストラン、プールが併設。ゴルフ道具はレンタル可能、タシケントの中心から車で15分程度の距離です。オーナは韓国人、空港のラウンジで会った韓国人が元ウズベキスタン大使で大阪生まれの人、彼によれはカリモフ大統領から建設してほしいとの依頼があり、韓国系企業へ話を持ち込み完成させたとのこと。彼はこの倶楽部に何らかのポジションを持っている。

Lake Rohat#1 Bektemir, Tashkent, Uzbekistan
Tel:(99871)2956990〜3

グリーンフィーは、一ラウンド当たり104米ドル、土、日は135米ドルです。ゴルフ道具のレンタル料は30ドル、二人乗りのゴルフカートは一日60ドルです。キャディーフィーは1ラウンドの10米ドル程度(チップの性格)。

SPA and WELLNESS CENTRE

偶然見つけて質が高かったマッサージ。各種コースあり、ボディとフェースとの組み合わせメニューの場合、1時間USD20、1時間30分USD25。ユニセックス。予約したほうがよい。営業時間は、10:00-21:00、日曜休み。

Tel.+998-71-267-1100, 267-1059

http://www.spa.uz/

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